ディズニシアターの特徴、良い点、残念なところ

3.5
ディズニーシアター

ディズニーとNTTドコモが提供しているディズニーデラックスという動画以外も楽しめるサービスの中で、ディズニシアターは動画配信を提供するサービスです。最新作を除く話題作や過去の名作などディズニー、ピクサー、スターウォーズ、マーベルの作品をすべて月額見放題で視聴することができます。

2019年3月に開始ということもあって、ラインアップは限定的です。今後、マーベル・シネマティックユニバースを理解するには、ディズニーシアターで限定公開されるドラマやアニメが必須になると言われているので、今後ファンであれば必須のサービスになっていくと思います。

  • ディズニーの公式動画サービス
  • マーベルのストーリーを理解するには今後必須に
  • ディズニーシアターのみの独自作品が強力
  • 注目コンテンツを一気に視聴>退会を繰り返すのが良い

基本情報

公式サイトディズニーシアター
費用月額700円(税込み)
フリートライアル初回1ヶ月
ポイントなし
サービス形式見放題+レンタル
作品数非公開
支払い方法d払い、クレジットカード
ダウンロード視聴対応(2019年12月から)
英語字幕対応
再生速度変更非対応
同時視聴4台まで
キッズページキッズ番組を検索
オリジナル作品独自タイトル
対応機器スマホ、タブレット、テレビ
お得な情報ドコモギガホで1年間無料
その他会員限定のイベントやアイテムなどディズニーの持つ作品群をより楽しむ仕組みが提供される

良いところ

良質な作品ラインアップ

アナと雪の女王、トイストーリー、パイレーツオブカリビアン、アベンジャーズ 、スターウォーズ、ハイスクールミュージカルと著名なコンテンツを子供向けから、大人向けの映画・ドラマまで揃えています。

これだけのタイトルをすべてを見放題というのは他になく、他のサービスであれば一部は見放題で観れても、レンタルを併用していかなければなりません。

補助的な利用に最適

1ヶ月700円なので、例えばスターウォーズの映画を観る前に過去作品を・・となると、一部は見放題でも2本以上はレンタルが必要になります。その場合、ディズニーデラックスに1ヶ月だけ入って観てしまった方がお得な場合が多いです。

ディズニー作品だけで1年間ずっと契約しておくほど視聴するかというと微妙ですが、普段はアマゾンプライムビデオやHuluで楽しんで、ここぞという時に入る使い方に最適なサービスになっています。今後のディズニーの予定を観て劇場作品やメジャーな作品にあわせて利用できます。

シリーズ今後の予定
スターウォーズ2022年から新三部作開始
アベンジャーズ2020年5月以降ブラックウィドウ、モービウスなどフェーズ5がスタート
ピクサーシリーズ・続編はしばらく予定なし
ディズニー2020年からムーラン、ピーターパン、ティンカーベルなど実写映画の公開が続く予定

英語学習に最適

ディズニーシアターのユーザーインタフェースは非常にわかりやすく。視聴中に音声を日本語・英語に切り替え、字幕を日本語・英語・オフ、少し巻き戻したという操作がかんたんにできるようになっています。

ディズニーやピクサーの作品は子供でも楽しめるように、単語や構文が難しくない英語を使って作られています。そのため、英語のリスニングを学習するには最適なコンテンツです。その上、音声・字幕を自由にコントロールできるので、英語学習に最適なサービスです。

作品数も多いですし、面白いので、英語のリスニング、シャドーイングのために最高の教材のひとつです。

残念なところ

最新作はレンタルが必要

最新の映画は他のタイトルと同じようにレンタルが必要です。これは、DVD販売、レンタル、見放題が映画公開後のタイミングの慣行があり、見放題になるのは公開後6ヶ月経過してからになるので仕方ないのですが、過去作だけ見放題なのでどうしてもスポットで契約して一気に視聴するという使い方になってしまいます。

例えば、スターウォーズの場合は、最新作はレンタル、スピンオフのアニメなどは掲載されていません。

見放題エピソード4−6
エピソード1−3
エピソード7−8
外伝:ローグワン
アニメ映画:クローン・ウォーズ
ドラマ:マンダロリアン
レンタル最新作「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」は、4/8から5/14まで390円(税込)
対象外外伝:ハン・ソロ
イウォーク二部作:イウォーク・アドベンチャー、エンドア/魔空の妖精
アニメ:クローンウォーズ シーズン1−6、反乱者たち シーズン1−4

2つのIDが必要

NTTドコモを使っていなくても利用できるのですが、必ずドコモのIDとディズニーデラックスのIDを2つ作らなければならないのが非常に手間です。ディズニーデラックスがドコモとディズニーの協業である以上しかたない部分もあります。

ユーザーに負担をかけるという仕組みがディズニーらしくない、ドコモの事情というのがディズニーブランドを愛する人には我慢できない部分かもしれません。

海外での動き

アメリカでは2019年末に、Disney+がスタート。ディズニーはアメリカでは映画だけでなく、スポーツのESPN、ABC、FOX、ナショナルジオグラフィックといったテレビ局、動画配信サービスのHuluを傘下に持っています。日常的なテレビ番組からディズニーの作品まで幅広いサービスを提供していますし、Hulu、Disney+とESPN+をパッケージにしたものを1500円で提供して、ディズニー作品以外はHuluで、スポーツはESPNでという総合的なサービス提供を行っています。

ヨーロッパでは、ディズニーシアターのようなディズニー作品に特化した動画配信サービスが数年前からありましたが、それをDisney+というブランドに統一して2020年春に再スタートしています。日本もヨーロッパと同じ方式になる可能性が高いです。

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